観光ニュース/株式会社ヒューマン(三重)


古民家で別荘気分の三木浦ゲストハウスの記事です。(伊藤真哉)

■三重・尾鷲の地域ニュース(2014年9月、中日新聞)

過疎高齢化が進む三重県尾鷲市三木浦町を活性化させようと、住民有志が空き家を改装した宿泊施設「三木浦ゲストハウス」を2014年9月13日に開業する。昭和の雰囲気が漂う古民家での宿泊に加え、郷土料理の調理体験もしてもらう。1日1組に限定し、別荘気分を提供する。

三木浦のマダイの養殖

三木浦町はマダイの養殖が盛んで、遠洋漁業の基地として栄えた漁師町。現在は人口約600人で高齢化率は52%。約400軒の家屋のうち73軒が空き家となっている。

三木浦元気プロジェクト

2011年前から三木浦町に住む千葉県出身のヨットデザイナー弓削猛(ゆげたけし)さん(58)が、高台にある木造2階建ての古民家に興味を持った。

「立派な造りで眺めもいい家が使われないのはもったいない」と持ち主に活用を申し出て、2年近くかけて了承を得た。住民有志20人で「三木浦元気プロジェクト実行委員会」を旗揚げし、開業に向け計画を練った。

昭和の古民家をリフォーム

テーマは「昭和レトロ」。弓削さんがインテリアデザインの経験を生かし、古民家の再生(リフォーム、リノベーション)に取り組んだ。床は新品の板を真ちゅうブラシで削ったり、まばらに塗装したりして使い込んだ風合いに。障子の建具はガラス張りに変え、開放感を出した。

かまどや土間

一方で、かまどや土間はそのまま残し、築60年の趣も生かす。若者向けにトイレは温水洗浄便座だ。「自然が豊かな地。テレビはあまり見てほしくないので、小さな画面のものにした」という。

宿泊プラン

宿泊プランは素泊まりと食事付きがあり、7人まで泊まれる。食事付きのプランは三木浦で捕れた魚を味わえるだけでなく、地元の女性の手ほどきで調理も体験できる。

田舎

弓削さんは「家が生き返れば町も生き返る。海の見える部屋でのんびり過ごし、田舎の魅力を満喫してほしい」と話している。

料金

料金はオープン記念で素泊まり(4人から)が大人6000円、小中学生3000円、未就学児1000円。食事付き(2人から)は大人9000円、小中学生6000円、未就学児2500円。

問い合わせ

9月13日は午前11時から関係者の内覧会、正午から餅まきがある。その後、午後3時まで一般客も内覧できる。



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